自律神経失調症になる主な原因は、ストレスです。特に、仕事や人間関係などからくるストレスが多いかもしれません。
仕事のストレスには、可能であればまずは、時間管理から始めてみてはいかがでしょうか。「今日は〇時に切り上げる」と決めて、仕事に取り掛かってみてください。そのためには、集中力と効率アップを図る努力をする必要があります。
とはいっても、自分ひとりで仕事をしているわけではありませんから、顧客の都合や会議時間の都合、急な仕事の割り込み、そしてやむを得なく残業といったことも多いとは思います。
それならば、少なくとも、気持ちの切り替えは行っていただきたいものです。せっかく仕事が終わったのに、気持ちがオフになっていないと、帰宅後も仕事のことを考えてしまいます。特に、職場での人間関係に悩みがあったりすると、気持ちの切り替えは難しいものです。
そのようなときは、少しの時間だけでも気持ちをオフにできることをしてみるのも一つの手です。例えば、帰りに映画を観る、カフェによって現実逃避してみる、カラオケで思いっきり歌ってみるなどです。少しでも気持ちをオフに切り替えることで、交感神経と副交感神経のバランスを修復する時間が多少なりとも得られます。
業種や職種によっては、自分の自然な感情を抑え、相手の感情コントロールを求められることがあります。たとえば、営業、サービス業、医療や介護といった仕事です。相手の一方的な怒り、誤解、気分などでクレームを言われたり、理不尽なことを要求されたりしても、感情を抑え、頭を下げ謝り、相手の言い分を聞き、的確に対応しなければならないため、精神的負担はかなり大きくなります。
また、加えて、プライベートでも嫌なことがあったり、相手の発した言葉に傷ついたり・・・等々で、ストレスはエンドレスになり、交感神経から副交感神経への切り替えが上手くいきません。難しいことは理解できますが、それでも極力意識して、素顔の自分に戻るように努力してみましょう。
現代は、どこへいっても、メールを見ることができ、携帯電話でつながることができるため、休日でさえ仕事をしなければならない状況に置かれてしまいます。でも、それでは、仕事とプライベートのけじめがなくなり、心のオン・オフも切り替えられません。突発的な事故や緊急を要する対応以外、休日は基本的に、仕事の電話やメールに応じる義務はないと割り切りが必要です。
上司などから「休日も仕事をする者ができるビジネスマン」といったことを言われて、そうならなくてはならないなんてことはありません。逆に、プライベートと仕事を割り切れない働き方をしている方が、出世する前に身体を壊してリタイアしてしまうことになります。
仕事と休日の線引きができる人こそ、仕事ができる人だと思います。
その他、仕事などでの失敗を、いつまでもクヨクヨと引きずってはいけません。延々と落ち込んでいては、気持ちがどんどん後ろ向きになり、ストレスがたまる一方です。価値ある新たなものは、何も生まれません。
失敗したなら、即座に謝罪と可能な限りの対応を行って、失敗の原因分析が終わったら、それ以上反省するのは止めましょう。次に同じ過ちを繰り返さないようにすれば、後はいくら反省しても意味はなく、単に反省している自分の自己満足にしかなりません。
性格的にスパッと気持ちが切り替えられないのであれば、とにもかくにも、次の仕事に取り掛かってしまうことです。
もし、プロジェクトの大きさがプレッシャーとなり、大きなストレスがかかってしまう場合、自信のないままにやってみることです。いくら心配しても、現実にやらなくてはならないわけですから。自信がなくても進めているうちに、知らず知らずに自分の成長につながり、自信も後からついてきます。
嫌なこと、辛いこと、逃げ出したいこと、生きていれば、いろいろあると思います。でも、気持ちの切り替えができていれば、なんとか乗り越えることができます。身体を壊す前に、できる限り、プライベートと仕事の線引きを行ってください。まずは、自分の人生、自分の身体を第一に考えてみてください。
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