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突発性難聴とは、明らかな原因もないのに、突然耳が聞こえなくなる病気です。どの年齢でも発症する可能性があるのですが、特に多く見られる年齢層は、30~60歳代だと言われています。
突発性難聴が発症するはっきりとした原因は解明されていませんが、睡眠不足、不規則な生活、多量の飲酒、疲労の蓄積、糖尿病などが引き金となっていると考えられています。
また、患者の多くが、難聴になる前に風邪気味だったり、心身の過労を訴えていることも多いこともあり、共通する点として、ストレスによる自律神経バランスの崩れで、脳内の血流障害や免疫低下でウイルス感染を引き起こしている可能性が高いのです。
突発性難聴は、基本的に片側の耳に難聴が起こります(稀に両耳)。その他、耳鳴り、耳が塞がったような感じがする耳閉感、めまい(回転性めまい)などの症状も起こることがあります。
突発性難聴において厄介な点は、内耳の有毛細胞が血流障害などで一度壊れてしまうとほぼ再生しないことです。したがって、突発性難聴を発症したら、放置せずにすぐに治療を開始することが大切です。
治療せずに時間が経過してしまうと、聴力障害が強くなってしまう可能性が高いといわれます。
突発性難聴には、まだ根本的な治療法が確立していません。そのため、医療期間における治療は主に、薬物療法が適応されます。一般的には、副腎皮質ステロイド薬が第一選択肢として用いられます。
ステロイド薬は内服や点滴で投与されます。また、鼓膜内部から内耳へステロイド薬を直接注入することもあります。
ただ、ステロイド薬には副作用が伴うため、極力避けたい薬ではあります。ステロイド薬の副作用には、消化不良、口の乾き、頻尿、体重増加、胃潰瘍、薄毛、糖尿病や胃潰瘍の状態悪化などが挙げられます。
ステロイド薬以外では、血流を改善させる目的で血管拡張薬や抗凝固薬、代謝改善薬などを併用することもあります。聴神経の働きを活発にさせるビタミン剤などもあります。
薬物療法で改善がみられない場合は、内耳の血流を改善させるために、高濃度酸素を吸入して血流をよくする高圧酸素療法(高気圧かつ濃度100%の酸素で満たされたカプセルに1時間半ほど入室)や、自律神経の交感神経の働きを抑制する星状神経節ブロックなども検討されます。
また、補聴器などを利用したり、人工内耳を埋め込む手術なども補助的な選択肢として検討されます。
ちなみに、突発性難聴と誤解されやすい病気として、ストレスなどが原因で内耳の内リンパが水膨れ状態になるメニエール病、急激な気圧の変化で膜が破れる外リンパ瘻、ストレスによりリンパ液の代謝障害が起こり発症する急性低音障害型感音難聴などがあります。
もし、突発性難聴とは少し違うと感じるようであれば、それらの病気も疑ってみる必要はあります。
当院では、頭蓋骨調整により突発性難聴の治療をサポートしています。病院での治療と併せて、自律神経バランスを整えていってはいかがでしょうか。
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