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「自律神経失調症」は、特定の病気をしめすものでなく、自律神経のバランスが崩れることで引き起こる症状の総称です。医師によって病名が異なることがあります。
自律神経失調症は文字通り、自律神経が失調(アンバランスな)状態になって、身体に様々な症状が現れる病気です。
なんらかの症状が現れているのに、検査では異常なし、ストレスや不規則な生活などが原因で自律神経のバランスが崩れて症状が引き起こされている場合に、「自律神経失調症」「不定愁訴症候群」などと呼ばれる病名がつけられます。
つまり、原因のわからない症状が現れる病気のことを指すことが多いです。
自律神経失調症という病名は、日本では広く知られていますが、外国ではあまり知られていません。精神性の疾患の一つに分類されることが多いようです。
日本でも一般内科では、自律神経失調症は他に、「不定愁訴症候群」「更年期障害」といった診断名がつけられることもあります。特定の器官や臓器に症状が固着していると、「心因性頭痛」とか「心臓神経症」といった診断名になることもあります。
精神科では「身体表現性障害」あるいは「身体化障害」「身体表現性自律神経機能不全」「持続性身体表現性疼痛障害」などといった診断名がつけられることもあります。
多種多様の症状が現れる自律神経失調症ですが、臓器や器官に症状が集中した場合は、特定の病名がつきます。
自律神経失調症の日本での一応の診断基準としては、「全身の倦怠感や目眩、頭痛、動悸など、現れたり消えたりしやすい自律神経系の症状がいくつもあるにもかかわらず、検査をしても身体的異常や精神的障害が見いだせないものを、自律神経失調症」と定義しています。
また、自律神経失調症の原因については、体質、ストレス、生活環境などが絡み合って引き起こされると考えられています。
ストレス社会が問題視されている現代ですが、ストレスは増える一方で、生活リズムが乱れやすい現代では、今後も自律神経失調症やそれに関連する疾患は増えていくと予想されます。
ストレスにより臓器や器官に現れる炎症や痛み。
ストレスが原因で、下痢や便秘、腹痛などを繰り返します。
ピロリ菌という細菌に感染し、ストレスが引き金となって潰瘍が発生。上腹部やみぞおちが痛む。胸やけや背中が痛むこともある。吐血が出ることも。
突然、ストレスにより酸欠状態のようになって息苦しさを覚え過呼吸が生じる。手足のしびれや強張り、めまい、震えも発症。
アレルギー性疾患であるが、ストレスが引き金となる場合もある。発作性の呼吸困難や激しい咳が起こる。
ストレスが原因で、ズキズキするような片頭痛、締め付けられるような緊張型頭痛などが発症。
ストレスにより、回転性の目眩が繰り返し起こり、立っていられなくなる。
自律神経のバランスの乱れにより、急に立ち上がった時に立ちくらみやめまい、疲れやすい、乗り物酔い、朝起きられないなどの症状を発症。
ストレスにより最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上になる。他の原因も隠れているので、一概に自律神経系の病気とは言えないため、要注意の症状。
瞬間的に心臓が余分に脈打ったり、脈が止まったように感じたりする。一概にストレスによるものとは限らないため、要注意。
ストレスにより、円形の部分的な脱毛が生じる。頭髪だけでなく、眉が抜けることもある。
ストレスが関与する蕁麻疹は、慢性的に現れる場合が多い。ストレスによる場合は長引く傾向あり。
自律神経、ホルモン、免疫の3つのバランスが保たれる必要があるが、ホルモンバランスが崩れることで、自律神経のバランスも崩れて起こる様々な症状。
ストレスや遺伝的な要因が関係する。女性に多く現れ、ひどい全身の倦怠感や疲労感が長期にわたり続く。悪化すると、日常生活にも支障をきたすほどになる。
ストレスを受けたときに、胆石や炎症などの異常がないのに、食後などにみぞおちの右側あたりに鈍痛や強い痛みを感じる症状。
長期にわたり、原因不明の痛みが6ヵ月以上続く状態。日常生活に支障が出る場合も多い。
暑さに関係なく、手の平や脇の下、足の裏、額、頭部などに大量の汗をかく症状。
口の中が異常に乾いたり、粘ついたり、舌がヒリヒリしたり、口臭が強くなったりする。
ストレスにより、尿意が頻繁に起こり、トイレへ行く回数が増える。
緊張したりすると、乾いた咳が止まらなくなる。
強い不安が嘔吐中枢を刺激し、吐き気や嘔吐を繰り返す。
これらの病気は、自律神経失調症で現れる主な症状ですが、癌や脳梗塞といった命にかかわる他の病気が関わっている可能性もありますので、自己判断は禁物です。
自律神経失調症だと思っていたら、まったく違う病気だったということがあります。中には、癌や糖尿病など深刻な病気である可能性もあります。
膵臓で生成されるインスリンの分泌量や働きに異常があり、血糖値が高くなる病気。遺伝もありますが、生活習慣の乱れやストレスからも発症し、倦怠感や喉の渇き、多尿や頻尿といった自律神経失調症と似た症状が現れます。
糖尿病の怖いところは、合併症を引き起こしやすく、神経障害、網膜症、動脈硬化、心筋梗塞など、命にかかわるものも少なくありません。
身体のあらゆる臓器や組織に発生する悪性腫瘍です。原因は遺伝子や発癌性物質ともいわれますが、生活習慣やストレスなども癌の発生に影響を与えていると考えられます。癌の発生部位により異なりますが、自律神経失調症と似た症状が現れます。
脳に腫瘍ができます。腫瘍の発生部位によっても異なりますが、多くの場合、自律神経失調症と同様、頭痛や吐き気、嘔吐、視力低下、耳鳴り、めまい、ふらつき、シビレなどが合わられます。
血液中のヘモグロビンに含まれる鉄が不足する病気です。
鉄が不足すると、ヘモグロビン量も不足し、ヘモグロビンと結合する酸素量も減るため、身体の各組織へ酸素が送れなくなり、酸欠状態の組織により、倦怠感、動悸、息切れ、頭痛、立ちくらみ、貧血など、自律神経失調症と似た症状が現れます。
血管や皮膚、関節などの結合組織に炎症が起こり、全身に障害が現れます。関節リウマチなどが代表例です。発熱、怠さ、疲れやすい、筋肉や関節の痛みなど、自律神経失調症と似た症状が現れます。
甲状腺の機能が異常をきたし、甲状腺ホルモンの分泌が不安定になる病気です。
ホルモンが過剰分泌すると甲状腺機能亢進症、ホルモン量が減少すると甲状腺機能低下症と呼ばれます。多汗、動悸、倦怠感、意欲低下、冷え、シビレなど、更年期障害と似た症状が現れます。
胸が痛んだり、息苦しくなったりと、不安や恐怖により社会生活や日常生活に支障がでる心の病気です。自律神経失調症と同様の症状が現れたりします。悪化すると、パニック障害や鬱病を併発する危険性があります。
気分が落ち込み、集中力が低下し、やる気がおきない心の病気です。疲労感、頭痛、肩こり、喉の渇き、めまい、頭痛、胃痛、動悸、手足の痺れといった症状がでます。命にかかわる行動にでることもありますので、注意が必要です。
思考や行動に一貫性がなく、幻覚や妄想、幻聴が現れる精神疾患です。頭痛、不眠、疲労感、倦怠感、動悸、落ち込みといった症状がでます。
どのような病気でも同じことが言えることですが、早期発見が早期回復につながります。自己判断で「大丈夫」と思うのは危険です。必ず、まずは病院で検査を受けることをおすすめします。
病院の検査にて命にかかわるものでなく、早急に手術を要するものでなければ、整体など他の治療法を試してみてはいかかでしょうか。薬に頼るよりも早く回復するかもしれません。
仕事や家庭の問題で「鬱病(うつ病)」という心の病気を、よく耳にします。
上記のように、自律神経失調症と区別が難しい症状や病気が多くありますが、心の病気と自律神経失調症は全く別物です。
また、ストレス病という病気のなかに、鬱病とも違った「心身症」というものがあります。
心身症は、心の病気と勘違いされやすいのですが、身体の病気です。しかし、自律神経失調症とも区別されるものです。心身症はストレスが原因で引き起こされる身体のあらゆる症状の総称です。
そのため、広義では「自律神経失調症も心身症に含まれる一つの症状」と言えます。
「心身症」は、ストレスにより身体の一部が病気になります。たとえば、十二指腸潰瘍や円形脱毛症、胃潰瘍、過敏性腸症候群、緊張型頭痛など、病名がつくものは心身症になります。
一方、「自律神経失調症」は、ストレスにより全身に様々な症状が現れ、ハッキリした病名がつけられません。
心の病気の場合も、自律神経失調症や心身症と同様、ストレスが大きくかかわってきますが、直接の原因として、身体的な機能障害や器質障害は発症しませんが、「鬱病」「パニック障害」「不安障害」「統合失調症」「強迫性障害」といったものが発症します。
もちろん、心の病気から誘発されて間接的に、心身症や自律神経失調症が発症することはあります。
心身症も自律神経失調症も心の病気も、どれもストレスが大きくかかわってきますので、普段からストレスを少しでも発散させるよう心がけることが大事です。
当院では、自律神経失調症で悩む多くの方の健康を回復させてきています。
多くの場合はまず、呼吸が十分にできていない身体になっていますので、全身の骨格を正しい状態に戻し、頭蓋骨を調整することで脳脊髄液の産生、吸収、流れを良くし、脳にかかる負荷を緩めていきます。
頭蓋骨の調整では脳脊髄液の他、蝶形後頭底軟骨結合部という部位も調整します。この部位は自律神経をコントロールする視床下部の側にあるため、自律神経失調症において頭蓋骨の調整は必須になります。
そうすることで、交感神経と副交感神経のバランスがとれ、徐々に維持できるようになっていきます。
ただし、多くはストレスが原因ですので、ストレスのかかる環境自体を変える必要もあります。施術だけに頼らず、ご自身でも環境を変える努力が必要になります。
加えて、普段から鼻呼吸を意識して行えれば、さらに良いです。
口呼吸は呼吸が浅くなり、交感神経が優位になってしまうのですが、鼻呼吸の場合、口よりもゆったりした呼吸になるので、副交感神経が優位になります。
現代人はストレスなどから、交感神経が優位になりやすい傾向にあるので、意識的に鼻呼吸で副交感神経を優位にしてあげるべきなのです。
西宮市をはじめ、宝塚や芦屋、尼崎、伊丹、川西や三田市そして神戸エリアにおいて自律神経失調症でどこに行っても埒があかないとお悩みなら、是非、自律神経失調症や起立性調節障害を専門とする西宮甲東園整体院HALへお越しください。
最初は1週間以内に2-3回施術し、その後、平均週一回の施術ペースで約3か月ほどで改善が見られると思います。
たとえ原因のわからない自律神経失調症だったとしても、必ず良くなります!
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