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〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1-10-9 CASAESPIRAL 2階
起立性調節障害と非常によく似た病気があります。起立性調節障害にも出る症状なので、違いを見分けるのが難しいです。
つまり、起立性調節障害なのに他の病気と誤診されたり、他の病気なのに起立性調節障害と誤診される怖れがあります。また、起立性調節障害に併発して起こっていることもあります。
たとえば、目眩、立ちくらみ、貧血、頭痛、胃痛、腹痛、下痢、便秘、動悸、イライラ、吐き気や気持ち悪さ、倦怠感(ダルさ)、疲れやすさ、乗り物酔い、発熱・微熱、鼻血、耳鳴り、胸痛、多汗や、片頭痛や過呼吸の併発などです。
誤診された場合、処方される薬も違ってくるので、効果が出なかったり、不必要な副作用が出たりする危険性もあるということです。あるいは、薬自体が合っておらず、薬の影響により頭痛や吐き気などを起こすこともあります。
当院で実際にこれまでにあった「起立性調節障害と間違われやすい病気」あるいは「起立性調節障害に併発する病気」「起立性調節障害の症状をさらに悪化させる病気」として、下記のようなものがあります。
子供はまだストレスへの対応が未成熟なため発症しやすく、心因性の症状は起立性調節障害と併発することが多いと言われています。
原因不明(炎症反応がなく、解熱剤も効かない)の発熱で37~39℃あたりの熱が数週間~数ヵ月以上続き、頭痛、全身の倦怠感、気分障害や不安障害、集中力低下、睡眠障害などが現れます。完璧主義の人や集団生活が苦手な人などに多く現れます。
本人が心理的ストレスを自覚していないこともあります。
「心因性嘔吐」も心理的なストレスが原因だと考えられ、慢性的に何度も嘔吐します。周期性嘔吐症候群や側頭葉てんかんによる嘔吐とも似ていますので、検査が必要です。
起立性調節障害による症状と誤診されやすいですが、起立性調節障害と並行して治療(ストレス解消)していく必要があります。
また、子供の心因性は、成人のものとは異なり、年齢が低ければ低いほど、子供自身よりも周囲の環境を反映することが多いです。つまり、成人の場合は明確な心理社会的要因(例えば、会社での人間関係など)がありますが、子供の場合は、明確な心因が見つからないことが多く、子供の持つ特性と子供を取り巻く環境とが合わない場合に、不適応症状として「心因性発熱や嘔吐」「起立性調節障害」等を発症します。
≫ 心因性発熱・嘔吐
自己判断で「起立性調節障害かも?」と思い、当院へ来院される子供達の多くに発症している病気です。
家族の中に頭痛持ちがいる、本人が頭痛持ち、学校や塾で何かしらのトラブルやストレスを抱えているといった子供に多く見られ、起立性調節障害と同様、学校に行けない程の頭痛に悩まされます。
原因は「環境の変化」「学業や人間関係などの精神的なストレス」あるいは「頭痛薬の飲み過ぎ」による、頭痛の慢性化です。起立性調節障害と違い、午前午後問わず、頭痛が発生します。
また、頭痛持ちの人は血圧が低く、脳血流量も著しく低下する傾向にあるため、起立性調節障害とよく間違われることもあります。
糖分を摂取しすぎて、血糖値の調節が悪くなり、低血糖になりやすくなります。その結果、急激に血糖値が上昇したり、急激に下降したり、まったく変動を見せなかったりと、血糖値が安定しません。
すると、その血糖値に反応して、体内のインスリン分泌量も異常になり、めまいや立ちくらみ、頭痛、朝起きられない、身体がだるい、仕事や学校に行くのが億劫、気分の変動が激しいといった起立性調節障害と非常に良く似た症状が現れます。
≫ 低血糖症
ストレスなどにより副腎の機能が低下、副腎で作られるホルモン(コルチゾールやアドレナリンなど)の量が正常でなくなると、朝起きられない、やる気が出ない、頭痛、めまい、意欲減退、倦怠感、鬱といった症状が現れます。起立性調節障害と一番間違われやすい病気です。
≫ 副腎疲労
周期性嘔吐症がどのように発症するかについては、まだ解明されていないことが多いですが、有力説として、体内に蓄えた栄養分(糖)を使い果たすと、脂肪は肝臓にて分解されエネルギー化され、それと同時にアセトンという物質も血中に放出され、血液中のこのアセトンの量が増え過ぎることが、周期性嘔吐症の主な原因という説が主流です。
特徴としては、嘔吐が数日間続いた後、しばらくの間おさまり、また数日間続くというように周期的に繰り返され、数年の経過後に自然に治癒します。
日本では「自家中毒」「周期性ACTH-ADH分泌過剰症」とも呼ばれます。専門の検査はなく、他の病気の疑いを除外していく消去法により最終的に診断されます。
母親が片頭痛持ちの子供に見られる傾向があります。周期性嘔吐症が完治せずに続くと、成人になって片頭痛へ移行するケースもあります。
「側頭葉てんかん」の場合も嘔吐が現れますので、注意が必要です。
≫ 周期性嘔吐症候群
脳過敏症候群は、慢性の頭痛、特に多くは片頭痛が時間の経過とともに悪化して、日常にある光や音、臭い、温度、湿度といったほんの少しの刺激に脳が過敏になり興奮状態に陥って発症する頭痛です。
最近では、ゲームやスマホ、テレビやパソコンといったブルーライトを発する電子機器の長時間の使用が、影響しているようです。上記の「慢性連日性頭痛」とも関連しています。
≫ 脳過敏症候群
鬱病も起立性調節障害同様、夕方にかけて元気を取り戻すことがあります。しかし、鬱病の場合は、何事においても興味を示さなくなったりします。
鬱病は起立性調節障害とは異なりますが、朝起きれず学校に行けなくなって将来の不安などが増し、精神的な悪化になってくると、鬱病を併発することも大いにあり得ます。
血液中の酸素はヘモグロビンとくっついて身体の各所へ運ばれます。そして、ヘモグロビンには鉄が含まれています。したがって、鉄が不足すると、ヘモグロビンの量が減少し、身体の各所へ運ばれるべき血中の酸素量も減少します。
そうなると、立ちくらみ、貧血、頭痛、めまい、ダルさといった症状がでます。ただ、この場合、朝も夕方も、一日中、体調不良を訴えることになります。
亜鉛と鉄が含まれている食品は共通するため、亜鉛欠乏と鉄欠乏が同時に起こりやすい傾向があります。亜鉛が欠乏すると、免疫力が低下して風邪を引きやすくなったり、肌が乾燥したり、味覚がおかしくなったりします。
また、亜鉛は血糖値を下げるインスリンの分泌を調整する役割をもっているため、亜鉛が欠乏すると、血糖値が不安定になり低血糖症につながります。
頭蓋骨の中には、脳を保護しクリーニングする役割のある脳脊髄液が満たされていて、脊髄の中にも流れ込んでいます。この動態システムが、何らかの事故により損傷し髄液が外へ漏れ出します。
その結果、頭痛、めまい、疲労感、耳鳴りなどの症状を引き起こします。起立時にも起こります。
甲状腺ホルモンの分泌量が正常でなくなると、全身の代謝が悪くなり、体温が下がったり、倦怠感が増したりします。
原因は解明されておらず不明。倦怠感や疲労感が長期にわたり続きます。副腎疲労が隠れている場合も多いです。
≫ 慢性疲労症候群
腸の粘膜機能が弱り、腸から体内に吸収しなくてもよい物質まで吸収してしまう(腸壁を通過してしまう)状態です。
これにより、糖質をはじめ、栄養素の吸収速度が速くなるため、血糖値の乱高下がおこったり、食物アレルギー、朝起きられないなどの起立性調節障害の症状、自律神経失調症の症状、更年期障害の症状、鬱の症状など、さまざまな不調が発症します。
副腎疲労や低血糖症とも密接に関係しています。
なにかしらの食物アレルギーがあったり、食べ物の好き嫌いが多い子供は注意が必要です。
医学会で発表されてからまだ間もない新しい病態のため、医師らの間において賛否両論があるのも事実です。
副鼻腔を覆っている粘膜が何らかの原因で炎症を起こしている病気です。前頭部や眉間を中心とした顔面の痛みや頭痛、頭を上げたり下げたりするとクラクラしたり、痛みが強くなる頭痛が伴うことが多いとされています。
通常の検査で副鼻腔炎と認められない場合、アレルギー性鼻炎が疑われこともあります。
起立性調節障害と併発した場合、起立性調節障害が治ったはずなのに、まだ頭痛がしたり立ちくらみがするといったときは、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎を疑った方が良いかもしれません。
≫ 副鼻腔炎
当初は起立性調節障害だったのに、学校に行っていない間に家でゲームをずっとするようになり、ゲーム障害に陥ってしまうケースが珍しくありません。もしくは、ゲーム障害→生活習慣の乱れ→自律神経機能の崩れ→起立性調節障害を発症となることもあります。
ゲーム障害になると、脳の前頭前野の機能が衰退し、大脳辺縁系が暴走し、ゲームが止められず、親に隠れて夜遅くまでゲームをするにようになってしまい、朝起きられない状態へとなってしまいます。悪化すると、ゲーム依存症になります。
脳の機能が未発達な小中学生では、短期間で重症化しやすい傾向がみられます。
スマホが普及してきた近年、ゲーム障害やゲーム依存症が急増してきています。
≫ ゲーム障害
眠気防止に飲む小中高生の受験生が多いせいか、中高生の20%程がカフェイン摂取量を調節できなくなる「依存状態」にあるとの研究結果があります。
毎日、カフェインが身体から抜ける時に「頭痛」「気分の落ち込み」「眠気」「疲労や倦怠感」「イライラや怒りっぽい」などカフェイン離脱の症状が起こります。そして、離脱症状を軽減しようと、またカフェインを摂取することになってしまいます。
飲み物に含まれるカフェイン量は主に、コーヒー(200mL)で約120mg、コーラ(350mL)で約50mg、緑茶や紅茶(350mL)で約50mg。
摂取量上限の目安として、体重1kgに対して最大3mgと考えます(個人差はあります)。カフェインの摂り過ぎだと思っても「少しだけなら。一杯だけなら」と止められないようであれば、依存状態に陥っている可能性があります。
≫ カフェイン依存症
新型コロナウイルス感染予防対策の一つとして、常時マスク着用が当たり前になってきた新しい生活様式において、マスク頭痛が増加傾向にあります。起立性調節障害による頭痛に、さらに上乗せされる頭痛となります。
マスクを着用することにより、十分な酸素を吸えず、自分の吐いた二酸化炭素を再び吸い込むといった毎日を過ごしていると、身体に必要な酸素が足らなくなり(酸欠状態)、酸素を補おうと脳血管が拡張して、片頭痛のような頭痛が発症し始めます。
あるいは、口呼吸で浅い呼吸を繰り返すようになると(過呼吸)、脳への血流が減少します。加えて、血中の二酸化炭素が減少し、血液がアルカリ性になるため、頭痛や倦怠感、吐き気、めまい、動悸…等々といった症状が発症します。
また、大人子供問わず、感染のニュースを日々見聞きし、行動にも制限がかかると、知らず知らずのうちにストレスがたまり始め、自律神経が乱れだし、体調不良を引き起こすこともあります。
≫ マスク頭痛
<起立性調節障害への施術>
起立性調節障害(OD)が日本国内で一般的に認知されるようになり始めたのは、2000年頃からです。医学的には1958年に日本で学会発表されましたが、命にかかわる病気でもなく、成長すれば自然に症状がおさまってくることから、重要視されず研究が進まなかったことが原因です。
医療機関でさえそのような状況だったため、整体では「起立性調節障害」という病名も知らない治療家が99%以上でした。そのような中、整体業界で誰よりも、どこよりも早く、起立性調節障害に対する施術に取り組みました(東京院にて)。
西宮甲東園整体院HALでは、頭蓋骨を主に調整することで、自律神経失調症をはじめ、これまで多くの起立性調節障害の子供たちを健康な状態へ回復させています。
まず、全身の骨格のバランスを整えた後、頭蓋骨(特に蝶形後頭底軟骨結合部とよばれる頭の中心部分)を調整、脳視床下部と下垂体にアプローチし、脳脊髄液の動態、血流、自律神経、そして脳波を調整していきます。
その蝶形後頭底軟骨結合部の周辺には、視床下部など自律神経をコントロールする部分があり、間接的にこの視床下部周辺を調整するには、頭蓋骨の調整が必須となります。
また、脳脊髄液は脳をクリーニングする働きがあるため、自律神経を整えるには欠かすことのできないものですので、頭蓋骨の調整は必須です。8~10回ほどの施術(1~2ヵ月)で、元気に起きられるようになるお子様が多いです。ただし、個人差はありますのでご了承ください。
1回の施術時間は約70~75分ほどかかり、最初の3日間は連続して通っていただきます。その後、4回目以降は3日後、5日後、1週間後と期間を空けながら施術していきます。連続して通っていただく理由は、施術ポイントとなる部位を間髪入れずに完全に調整してしまいたいからです。間隔をあけると、元に戻ってしまって同じことを何度もやり直すことになります。
(例)3日間連続→3日後→3日後→5日後→5日後→7日後→7日後→14日後・・・
(※)もし、3日間連続しての通院が難しい場合は、施術回数が少し増えるかもしれませんが、起立性調節障害の症状にあった別の施術パターンを考えますので、諦めずに一度当院へご相談ください。
西宮市をはじめ、宝塚や芦屋、尼崎、伊丹、川西、三田市そして神戸エリアにおいて起立性調節障害でどこに行っても埒があかないとお悩みなら、是非、自律神経失調症や起立性調節障害を専門とする西宮甲東園整体院HALへお越しください。
ただし、当院では施術を受ける方には、血圧を上げる薬の服用はお勧めしておりません。薬を併用しながらの施術では、薬の副作用もあり、施術の効果が現れない場合があります。
起立性調節障害は短期で必ず良くなります!
来院される方の多い地域
兵庫県(西宮市・宝塚市・芦屋市・尼崎市・伊丹市・川西市・三田市・神戸市)・大阪府
これまでに来院された方の地域
兵庫県(明石市・三木市・加西市・加東市・加古川市・小野市・姫路市・龍野市・相生市・西脇市・丹波市)・京都府・滋賀県・奈良県・福井県・石川県・和歌山県・三重県・岡山県・鳥取県・愛知県・長野県・静岡県・神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県・福岡県・宮崎県・長崎県・青森県・北海道・海外
※2016年9月~2019年10月までのデータ
起立性調節障害を診る西宮甲東園整体院HAL
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TEL: 0798-55-8805
受付時間
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土日:9:00 ~ 17:00(18:00終了)
祝日のみ休業/臨時休業あり
阪急今津線 甲東園駅東口から徒歩1分
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