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頭痛の種類の中でも、毎日頭痛が起こるのが「緊張型頭痛」です。痛みも一日中続く場合が多いのですが、人によっては数時間で痛みが治まることもあります。
コメカミをぐるりと一周するように、また、後頭部から首筋を中心とし頭全体が締め付けられるような持続的な頭痛であることも、特徴の一つです。
緊張型頭痛は、日本人に最も多い頭痛であり、少なくとも成人の5人に1人、2,000万人以上の日本人が緊張型頭痛に悩まされていると言われています。年齢的には中高年に多く、男女比に大きな差はありません。ただ最近では、小学生から発症するケースも増えてきています。
痛みは程度は、軽度か中等度なので日常生活や仕事へそれほど影響はしません。日常生活に支障をきたさないので、病院に行く人は少ないようです。
また、緊張型頭痛は午後から夕方にかけて特に痛みが増す傾向があり、首こりや肩こり、眼精疲労、フワフワした状態が続くめまい、全身の倦怠感などの症状を伴うことも多いですが、身体を動かすと痛みが少し楽になる傾向があります。
緊張型頭痛には大きく分けて、3つのタイプがあります。
1ヵ月に1日未満の頻度で発生する頭痛
1ヵ月に1日以上15日未満で発生する頭痛
1ヵ月に15日以上の頻度で発生し、3ヵ月以上続く頭痛
※ 「稀発反復性緊張型頭痛」や「頻発反復性緊張型頭痛」の場合は、30分~7日間持続する頭痛ですが、「慢性緊張型頭痛」は数時間~数日間持続する頭痛です。痛む部分は両側や後頭部、頭全体といったところです。
※ 稀発反復性緊張型頭痛や頻発反復性緊張型頭痛は吐き気はしませんが、慢性緊張型頭痛の場合は軽い吐気や目眩などを伴うことが多いです。
緊張型頭痛を引き起こす原因の一つに、身体的・精神的ストレスが挙げられ、家庭、学校、仕事などにおける、強いストレスが原因になっている場合が非常に多いです。
緊張型頭痛は『ストレス頭痛』とも呼ばれており、ストレスが大きな原因であることも、緊張型頭痛の特徴の一つです。
①「精神的なストレス」が原因の場合、対人関係などによる精神的ストレスがたまると、自律神経が乱れ、神経や筋肉の緊張が高まり血管が収縮します。血管が収縮すると脳血流にも影響を及ぼし、痛みを調整する機能がうまく働かなくなり、頭痛が続くようになります。
②「身体的なストレス」が原因の場合、不自然な姿勢などが原因で生じる筋肉への負担が、身体的なストレスになり、これによって頭痛が起こります。パソコンを使った作業やデスクワーク、テレビの視聴、スマホの操作…等々。
③「気圧の変化」時に頭が締め付けられるように痛むこともあります。もともと、首こりや肩こりがある人の場合、気温や気圧が急低下した際、交感神経の働きによって血管が収縮して血流が悪くなり、緊張型頭痛が発生します
いずれの場合も、頭の周りに幾重にもある筋肉が緊張して頭痛や頭重感となるので、緊張型頭痛で悩む人は「頭に輪っかをはめたような痛み」「きつい帽子をかぶっているような痛み」といった表現をする人が多いです。
緊張型頭痛の中には「頭痛は(ほとんど)ないのにフワフワしためまいが起こる」こともあります。
酷い肩こりや首こりで首や肩周りの筋肉が硬くなると、頭を支える首の筋肉の収縮によって柔軟がなくなり、体の揺れや動きに対する頭の位置の情報が脳に伝わらず、頭が微妙に安定しなくなり三半規管に影響するため、フワっとした目眩に襲われることがあります。
本人には緊張型頭痛の自覚はなく、めまいだけ発症しているケースもあります。
緊張型頭痛と片頭痛が併発している場合もあります(混合型頭痛)。
毎日頭痛が起きて、頭が締め付けられるような痛みがあり、吐気や嘔吐なども伴うときは、緊張型頭痛と片頭痛を併発している可能性が高いです。この場合、薬による治療は難しいです。
というのは、片頭痛は血管を収縮させる薬が処方されますが、緊張型頭痛は血管を拡張させる薬が処方されます。つまり、薬の効果が真逆なのです。
混合型頭痛が起こるのは、おそらく、はじめは片頭痛持ちだったのかもしれません。それが、精神的あるいは身体的ストレスが加わり続け、片頭痛に緊張型頭痛が上乗せされ始めるからだと推測されます。
緊張型頭痛と片頭痛が併発していて、薬が効かないからと、さらにキツい薬を服用しだすと、薬による頭痛にも発展してしまい、頭痛の悪化(薬物乱用頭痛)を招いてしまいます。
混合型の場合、病院治療では、まず緊張型頭痛を治してから、片頭痛の治療に入るといった方法をとります。
人間は酸素を吸って二酸化炭素を吐く生き物ですので、マスクの中では、自分の吐いた二酸化炭素と新しい酸素を同時に吸っていることになります。本来であれば、酸素を十分吸えるはずが、マスクのせいで自分の吐いた二酸化炭素を多く含む酸素を吸っているのです。
酸素を十分身体に取り込めないと、いわゆる血中の酸欠状態が起こり、血行不良に陥ります。そうすると、緊張型頭痛と同様、頭が締め付けられるように痛み始めます。
その他、マスクの長時間着用により、マスクのゴムでの圧迫で、耳の後ろから首につながる筋肉(側頭筋や胸鎖乳突筋など)へ負荷をかけるようになり、緊張型頭痛が発生することもあります。
気分転換が必要です。
・自分なりのストレス解消法を見つける。
・姿勢を良くする。
・散歩など適度な運動をする。
・同じ姿勢で長時間作業をしない。
・少量ならアルコールもよい。
・入浴。ぬるめの湯舟につかる。
・枕の高さや寝具の硬さなども調整する。
・マッサージなどで筋肉をほぐす。
※ 緊張型頭痛には、一般的に運動が良いと言われていますが、もしその頭痛が片頭痛であったら、体を動かすとかえって痛みが増します。
緊張型頭痛の場合、薬を飲んで1~2時間程度で頭痛が治まれば重症ではありませんが、2時間以内に治まらないようであれば、状態は悪化していると考えた方が良さそうです。
緊張型頭痛を改善させるために、病院では主に、ストレスコントロールや姿勢のアドバイスと併せて薬物療法を行います。
薬物療法については、精神的なストレスによる頭痛に対し、抗うつ薬や抗不安薬が処方されます。身体的なストレスによる頭痛に対しては、筋弛緩薬や循環改善薬などを一時的に使用することがあります。例えば、アスピリンやイブプロフェン、チザニジンやエペリゾンなどが処方されます。
「筋弛緩薬」は血液循環を促し、筋肉の過剰な緊張を緩めることで身体的ストレスを緩和させます。
「抗うつ薬」や「抗不安薬」は、痛みに対する不安を抑制するほか、自律神経を調整して心身の緊張を緩め、痛みを緩和するなどの作用を持ちます。
<施術例>
西宮甲東園整体院HALでは、頭蓋骨、背骨、肩甲骨、首、肋骨といった部分を調整します。頭から下の骨格を調整することを主とした上で、頭蓋骨も調整するといった流れになります。肩や首、背中と言った筋肉の緊張をまず先に解消することで、改善を図ります。
頭蓋骨をゆるめ、筋肉をゆるめ、頭蓋骨内に満ちている脳脊髄液の流動をスムーズにさせ、ホルモンバランスを整え、血液の流れが整えば、緊張型頭痛は改善していきます。
もし、どこへ行っても一向に良くならないとお悩みなら、是非、西宮甲東園整体院HALへお気軽にご相談ください。
肩こりからくる頭痛であれば、すぐに改善が図れますが、慢性的な緊張型頭痛であれば、週一回の施術ペースで1~2か月ほどで改善が見込まれます。
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